ウェブサイト(ホームページ)おすすめ作成方法
ウェブサイト(ホームページ)のおすすめ作成方法を紹介します。
サイトを作成するには、ドメイン取得とレンタルサーバーも必要です。
ドメインを取得するおすすめレジストラ(ドメイン登録サービス)
WordPressで作成
WordPress(ワードプレス)は、オープンソース(誰でも自由に利用できる)のブログソフトウェアで、コメント機能を搭載して主にブログに使われることが多いですが、コメント機能を使用しないことも可能でブログ以外にウェブサイト作成にも向いています。
- テンプレートの種類が豊富
- 投稿記事の管理がしやすい
- 自動の下書き機能
- プラグイン(拡張機能)が豊富
- コメント機能を搭載
オープンソースのブログソフトウェアということもあり、様々な方が独自にデザインを作成して無料配布や有料配布しているため、利用できるテンプレート(サイトデザイン)の種類が豊富です。
WordPressの管理画面で全記事からキーワードで検索表示したり、日付やカテゴリー別で表示できたりと投稿記事の管理がしやすいです。
記事作成中に下書きを自動でしてくれる機能を搭載し、パソコンの電源が切れてしまうなどのトラブル時でも安心です。
プラグイン(拡張機能)が豊富で、こちらもオープンソースで基本的に無料配布されており、デザイン変更やセキュリティ、お問い合わせフォームなどの拡張プラグインをWordPressの管理画面から追加できます。
コメント機能を搭載し、サイトに訪問したユーザーからコメントされると、WordPressに設定したメールアドレスにコメント内容が届いて知らせてくれて、コメントを返すと相手ユーザーのメールアドレス宛てに届きます。※コメントしたユーザーがメールアドレスを入力した場合
- ネット環境が必要
- ログインが必要
- セキュリティがやや脆弱
- バックアップがやや面倒
- 表示速度がやや重い
基本的にインターネットに繋がっていないとWordpressの管理画面にログインできないため、記事の作成などはできません。
WordPressの管理画面にログイン(アクセス)するには、最初に設定したユーザー名とパスワードが必要です。1回ログインすれば1ヶ月ぐらいログインした状態を保ってくれます。
第三者でもユーザー名とパスワードが分かれば管理画面にログインすることが可能なため、機械的に連続してログインを多数試みる悪質な方法などによってサイトが改ざん(データを書き換える)される危険性があります。
WordPressの更新(アップグレード)を常に最新にしたり、分かりにくい複雑なログインパスワードを設定したり、セキュリティが充実したサーバーやセキュリティ系のプラグインを利用するなどで防ぐことが可能です。
静的ページのみダウンロードすればバックアップできるHTMLサイトと比べて、WordPressはウェブサーバーの動的ページとデータベースのデータ両方をバックアップする必要があります。
初心者は自動でバックアップできるプラグインを使用して、さらに自動バックアップ機能のあるレンタルサーバーを利用した方が良いでしょう。
静的ページを使用するHTMLサイトと比べて、動的コンテンツを使用するWordPressは表示速度がやや重いため、WordPressの表示速度が速いレンタルサーバー(料金が標準的)を利用することになります。
HTMLサイトの場合は格安レンタルサーバーでも表示速度は速めです。
HTMLサイトで作成
HTMLサイトは、手打ち(HTMLなどを手入力してファイルとテキストデータを作成)やホームページ作成ソフトを使用して作成可能です。手打ちは知識がある上級者向けなので、初心者や中級者はHTMLサイトを作成できるソフトを使用した方が良いでしょう。
当サイトは人気ホームページ作成ソフトのSIRIUSを使用しています。
※HTML(HyperText Markup Language)=サイトの構造を作るために必要な言語
- サイトの管理がしやすい
- バックアップが簡単
- 表示速度が速い
- 格安サーバーを使用できる
- ネットに繋がなくても使用可能
WordPressの場合は1サイトごとにユーザー名とパスワードが必要ですが、HTMLサイトの場合は不要でソフトを使用すれば多数のサイトを一括管理可能です。
サイトのバックアップは静的ページのみダウンロードすれば良いので、ソフトの機能を使用してバックアップが簡単にできます。
データが軽い静的ページを使用しているため、動的ページを使用するWordPressサイトと比べて表示速度が速く、スペックが低い格安レンタルサーバーも使用可能です。
パソコンにインストールして使用するソフトであれば、インターネットに繋がなくても使用できます。
- テンプレートの種類が少ない
- 記事の管理がやや不得意
- こまめにデータの保存が必要
- コメント機能なし
ホームページ作成ソフトの場合はテンプレートの種類が数種類しかないです。デザインを変えるためにはCSSの知識が必要になります。
※CSS(Cascading Style Sheets)=主に装飾に用いる言語
WordPressと比べて記事の管理がややしにくいため、数百ページを超えるような大規模サイトにはあまり向いてません。
基本的に下書き機能は搭載していないので、勝手にパソコンの電源が切れるなどのことを考えて、こまめにデータを保存する必要があります。
データの保存やバックアップはソフトによって簡単にできます。
コメント機能は搭載しておらず、コメントを使用する場合はWordPressでサイトを作成することになります。
まとめ
大規模サイトやコメント機能を使用したサイトを作成したい方はWordPress、小~中規模サイトを多数作成する方は管理のしやすいHTMLサイトがおすすめです。
WordPressは無料利用できるテンプレートを使用することでドメインとレンタルサーバー以外の料金を必要としません。HTMLサイトは無料のホームページ作成ソフトもありますが使いにくいため、有料のホームページ作成ソフトを使用することをおすすめします。